ITAMANI
イタリア語学習の手引き

イタリア語文法 分詞構文

分詞構文

分詞構文の用法

分詞構文とは、過去分詞を使って文全体を修飾し「~すると」や「~したら」「~にもかかわらず」等の時や理由を表す副詞節を付け加えることができます。使い方としてはジェルンディオの主文に説明を加える時と同じような働きをします。

助動詞にavereをとる動詞で直接補語がない場合は過去分詞をそのまま男性単数で用いますが、直接補語がある場合助動詞にessereをとる動詞は直接補語や主語に性数一致させる必要があるので注意が必要です。

分詞構文を使った例文

  • Dormito troppo, adesso ho mal di testa.
    (寝すぎたために、今頭が痛いです)
  • Appena tornati a casa, hanno cominciato a litigare.
    (家に帰るやいなや、彼らは口喧嘩を始めた)
    過去分詞は主語に性数一致させます
  • Mangiate troppe patatine fritte, non avevo piu' fame.
    (ポテトチップスを食べすぎたので、もうお腹が空いていませんでした)
    過去分詞にかかる直接補語に性数一致させます
  • Alzatasi tardi, non e' piu' uscita di casa.
    (遅くに起きたので、彼女は家から出掛けませんでした)
    再帰動詞の場合も主語に性数一致させます
  • Lavatasi le mani, ha cominciato a cucinare.
    (手を洗ってから、彼女は料理を始めました)
    主語に性数一致させます
  • Lavatesi le mani, ha cominciato a cucinare.
    (手を洗ってから、彼女は料理を始めました)
    直接補語に性数一致させることもできます

分詞構文 イタリア語文法練習問題

さっそく、学習した分詞構文を練習問題で復習しましょう。全て4択問題になっていますので、なぜその選択肢が正解なのか、なぜ他の選択肢は間違いなのかじっくり考えて選択肢を選んでください。「答え合わせ」のボタンを押すと正解・不正解を判定します。全問正解を目指してチャレンジしてください。

  • Q1. 括弧に適当な語句を入れてください

    (  ) troppo vino, non potevo piu' stare sveglio.

    ワインを飲み過ぎたので私はもう起きていられなかった。

    • Bevendo
    • Bevuta
    • Bevuto
    • Bevete
  • Q2. 括弧に適当な語句を入れてください

    Appena (  ) a casa, ha cominciato a piangere.

    彼女は家に帰るやいなや泣き出した。

    • tornante
    • tornando
    • tornata
    • torna
  • Q3. 括弧に適当な語句を入れてください

    (  ) le mani, ha aperto un regalo.

    彼は手を洗ってからプレゼントを開けた。

    • Lavatesi
    • Si lava
    • Lavandosi
    • Lavarsi
  • Q4. 括弧に適当な語句を入れてください

    Appena (  ) la doccia, e' andato in camera da letto.

    シャワーを浴びるやいなや、彼は寝室に行った。

    • fa
    • faccia
    • fatta
    • facendo
  • Q5. 括弧に適当な語句を入れてください

    (  ) i compiti, ora posso giocare ai videogiochi quanto voglio.

    宿題を終えたので今からTVゲームを思う存分できます。

    • Finisco
    • Finiti
    • Finita
    • Finendo

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