条件法
条件法の用法
条件法とは、現在の事実に反する事柄や実現の低い事柄、推測や伝聞、語調を和らげる時に使われる法です。活用語尾が直接法未来と似ているので注意をして覚えてください。
条件法の活用表
条件法の活用は、語幹は直接法未来と同じで、語尾は規則動詞・不規則動詞で共通しています。
amare (-are動詞) |
temere (-ere動詞) |
sentire (-ire動詞) |
|
---|---|---|---|
io | amerei | temerei | sentirei |
tu | ameresti | temeresti | sentiresti |
lui | amerebbe | temerebbe | sentirebbe |
noi | ameremmo | temeremmo | sentiremmo |
voi | amereste | temereste | sentireste |
loro | amerebbero | temerebbero | sentirebbero |
avere (持っている) |
essere (である) |
andare (行く) |
|
---|---|---|---|
io | avrei | sarei | andrei |
tu | avresti | saresti | andresti |
lui | avrebbe | sarebbe | andrebbe |
noi | avremmo | saremmo | andremmo |
voi | avreste | sareste | andreste |
loro | avrebbero | sarebbero | andrebbero |
条件法過去の作り方
条件法過去は、直接法近過去と同様avere+過去分詞・essere+過去分詞になります。
avereをとる動詞 | essereをとる動詞 | |
---|---|---|
io | avrei + 過去分詞 | sarei + 過去分詞 |
tu | avresti + 過去分詞 | saresti + 過去分詞 |
lui | avrebbe + 過去分詞 | sarebbe + 過去分詞 |
noi | avremmo + 過去分詞 | saremmo + 過去分詞 |
voi | avreste + 過去分詞 | sareste + 過去分詞 |
loro | avrebbero + 過去分詞 | sarebbero + 過去分詞 |
語調を和らげる
希望や意見を述べる時、条件法を使うと語調を和らげます。
- Vorrei 2 biglietti, per favore.
(切符2枚ください)
voglioを使うよりも丁寧で大人な表現になります - Mi piacerebbe andare al cinema.
(映画館に行きたいなぁ) - Dovresti tornare a casa presto.
(早く帰宅した方が良いですよ)
deviを使うよりも丁寧で大人な表現になります
伝聞を表す
ニュースなどで聞いたことなどを伝えるのに条件法を使います。
- Ci sarebbe stato un incidente in centro.
(中心街で事故があったようです)
過去時制においての未来を表す
条件法は過去時制における未来を表す時に使います。
- Mi ha detto che avrebbe fatto una festa.
(彼はパーティーを開くと私に言いました) - Il professore ha detto che avrebbe fatto un esame.
(先生は試験をすると言いました)
条件法は上記の他に仮定文において結果を表す時に使います。別の回に分けて説明します。
条件法 イタリア語文法練習問題
さっそく、学習した条件法を練習問題で復習しましょう。全て4択問題になっていますので、なぜその選択肢が正解なのか、なぜ他の選択肢は間違いなのかじっくり考えて選択肢を選んでください。「答え合わせ」のボタンを押すと正解・不正解を判定します。全問正解を目指してチャレンジしてください。
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