動詞の現在形 補助動詞
補助動詞の用法
イタリア語の補助動詞とは「~できる」「~したい」などの意味を付け加える動詞です。英語でいう「can」や「must」にあたる動詞でこの補助動詞の後に動詞の不定詞(原形)をおいて使われます。まずは活用を見ていきましょう。
volere (~したい) |
potere (~できる) |
dovere (~しなければならない) |
|
---|---|---|---|
io (私) | voglio | posso | devo |
tu (君) | vuoi | puoi | devi |
lui・lei・Lei・ecc (彼・彼女・あなた等) |
vuole | puo' | deve |
noi (私たち) | vogliamo | possiamo | dobbiamo |
voi (あなたたち) | volete | potete | dovete |
loro (彼ら)・ecc | vogliono | possono | devono |
これらの補助動詞の後に不定詞をおいて「~したい」「~できる」「~しなければならない」という意味になります。補助動詞の後は不定詞(原形)でないといけないので補助動詞を活用して主語を表します。またvolereはそのまま普通の動詞として「~が欲しい」という意味にもなります。potereは可能性として「できる」という意味で「私はイタリア語が話せる」や「私は飛行機を操縦できる」の能力を意味する時はsapere(~を知っている・~できる)を使います。sapereは後ほど勉強します。dovereは「~しなければならない」の他「~にちがいない」という意味もあります。
補助動詞を使った例文
- Voglio andare in Italia.
(私はイタリアへ行きたい)
voglioがvolereの活用形でその後に動詞の不定詞(原形)andareをおきます。 - Vogliamo andare in Italia.
(私たちはイタリアへ行きたい)
主語を私たちにしてみました。 - Ho voglia di andare in Italia.
(私はイタリアへ行きたい)
avere voglia di-を使うとこうなります。主語は私です。 - Posso andare in Italia.
(私はイタリアへ行くことができる)
possoがpotereの活用形でその後に動詞の不定詞がきています。可能性として「できる」です。 - Puo' andare in Italia?
(あなたはイタリアへ行けますか?)
puo'はあなた(敬称)の活用形です。疑問文でも補助動詞+動詞の位置は同じです。 - Devo andare in Italia.
(私はイタリアへいかなければなりません)
devoがdovereの活用形です - Deve essere mio padre.
(彼は私の父親にちがいない)
dovereは「~にちがいない」という意味もあります。「Lui e' mio padre.」(彼は私の父親です)にdovere(~に違いない)を加えた文です。
動詞の現在形 補助動詞 イタリア語文法練習問題
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